1997-07-31 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
まず、北海道開発庁にお聞きするわけですけれども、網走川の網走湖でございますが、網走湖の環境基準及び水質の現状がどうなっているのか、そしてまたアオコとか青潮の発生状況、そしてヘドロの堆積状況について説明いただきたいと思います。そして、そのような現状を現在どのようにお考えになっているのか、それをお伺いしたいと思います。
まず、北海道開発庁にお聞きするわけですけれども、網走川の網走湖でございますが、網走湖の環境基準及び水質の現状がどうなっているのか、そしてまたアオコとか青潮の発生状況、そしてヘドロの堆積状況について説明いただきたいと思います。そして、そのような現状を現在どのようにお考えになっているのか、それをお伺いしたいと思います。
網走管内、北見管内には一級河川、御承知のように常呂川、網走川、湧別川とございます。特に常呂川と湧別川の流域、特に下流地域にあっては、これらのいわゆる堤防敷地の利用の問題につきまして、現地においてはたいへん混乱と非常に困った事態が起こっているわけであります。というのは、この堤防地にたよって今日まで農業を続けてきているという農家が非常にたくさんいるからであります。
先ほど申し上げましたように、いま北海道で大きな問題を生んでおる網走川、常呂川あるいは斜里川とか湧別川とか、ないです。石狩川もない。石狩川なんていうのは北海道の母なる川といわれておる。石狩川といえばサケ、サケといえば石狩川、石狩なべといったらサケなべですよ。その石狩川にサケなんて一匹もいませんよ。それから十勝川もいまそういう傾向になってきておる。そういう川が一本もないのはどういうわけなんですか。
いま水質汚濁で一番やかましく言われておる石狩川あるいは網走川、湧別川、常呂川、十勝川といったようなものも全然入っておらないんですが、この保護水面の設定というものは何を根拠にしてされておるんですか。
○島本分科員 かねて問題になっておりましたけれども、北海道の網走川、これはどうも無酸素状態になっている、こういうふうなことをいわれておりますが、あれはでん粉その他の廃棄によるものであるということになります。
○矢野政府委員 現在網走川につきましては、サケ、マスの遡上期においてBODが三PPM以下、またそれ以外の期間につきましても網走湖の特性に着目してきびしい規制をするよう、いま基準設定の作業を進めておりまして、二月に調査は終わっておりますので、近くこの基準の改定の準備をいたしたい、こう思っております。
それは水質基準がきわめて重要だということになってきますけれども、いま水質基準の設定についてのお互いの根拠が明らかでないままに、これは告示もされないという事態が北海道にありましたが、あれは常呂川でしょうか、網走川でしたでしょうか、そういうようなことについては、国際的な問題ですからこれは十分考えて対処しなければいけない。これについてその後どうなっておるのか、それをひとつ発表願っておきたい。
網走川につきましては、先ほど申し上げたような段階で調整をはかっている、以上のような状況でございます。北海道につきましては、石狩川等につきましてもこれは相当古い基準でございますので、やはり来年度の見直し調査の予定水域の中に入れてございます。
○西川説明員 網走川につきましては、すでに部会を終わりまして、一応環境基準に対する答申が出ておりますのですけれども、現在調査データに食い違いがあったというような問題もあります。
十勝川、それから網走川、こういうようなところもあります。さっぱりよくならないで、だんだん悪くなってきておる、これが指摘されております。これはやはり水質基準の甘さ、それとその後のパトロール、それから政治そのものが直接この公害の問題と取り組んでいない証拠じゃないか。山を廃山にしてもそのままにしておく。みんな川はよごれますよ。
先ほど来具体的に御指摘になりましたような網走川の問題につきましては、確かにいまのところ、そういう科学的な基準についての論争がございまして、決着がついておりませんが、その他の多くの場合にしばしばそういう例がございまして、それなりに、各産業として要求し得る基準あるいは加害産業としてたえ得る基準というものを、かなり多くつくってきておるわけでございます。
それから網走川につきましても、やはり御指摘のように、現在サケ・マスを頭に置き、かつ上流の農産加工産業を頭に置いて、ある時期その水質基準の設定に入ったわけでございますが、現在のところは、いまお話がありましたように、その水質基準の技術的なことについて意見が分かれておりますので、北海道庁等に頼みまして、なおその点を詰めておるわけでございます。
そうならば、具体的な例として、網走川、常呂川、前回から言ったやつは、ああいうふうにして両方農業と漁業とが協和し合って、どうにもできなくて、日ソ漁業協定にも違反せざるを得ないような状態にまで追い込められ、その河川の基準は全部が守っているんだ、そして全部は守るけれども、サケは遡上できないほどまでにもう川の水が濁ってしまう、そういうようなことはないはずです。
サケの問題でもソ連とのあの交渉において、日本側の契約不履行、こういうことでもないでしょうけれども、ふ化するのに場所がない、こういうようなことで、日本海はだめ、したがって、オホーツク海のほうで残る網走川、常呂川、この辺についてもいまのような状態で、なかなか農林省と水産庁の間で――同じ農林省の間でこの問題に対しての意見の一致を見ない、まして出先の北海道で調査したデータが二通り出てきた、こういうようなことで
それから網走川の問題でございますが、実は農林省の中にも、いわば加害者の立場の工業、食料加工業を所管しておるところと、それから被害を受ける水産側をもちろん水産庁で所管しておるのでありまして、一応省内におきまして、それぞれの立場を考慮した一つの考え方を持っておったわけであります。
○島本委員 次に、水質の関係にまたちょっと戻りますが、一条の目的を先ほどちょっと念を入れてやったのは、網走川の水質基準で、答申済みだけれども告示はできないというような情勢、もしやるとすると、一条の目的がああだったからできない理由があるのです、両方とも企業ですから。この企業の中をとって、両方ともおかしいものになってしまうからできない。
○八塚政府委員 いまお話がございましたように、網走川の水質基準につきましては一応三月十八日に水質審議会の御答申をいただいたわけでございます。それまで三回にわたりまして約半年の間に、部会をやり、あるいは現地部会等も開催をしてまいりましたのが、結果におきまして、三月十八日そういうふうにまとまったわけでございます。
本年の三月十八日に、北海道の網走川の水質基準、これに関する答申ができ上がった、こういうふうに聞いておりますが、その後の経過はどうなっておりますか。
○八塚政府委員 企画庁からは、網走川につきまして、水産試験場に委託をしたというふうなことはなかったというふうに存じております。
なお先ほど建設省のほうから御説明のありましたように、北海道につきまして網走川、湧別川の二水系が新たに一級河川に指定されることとなっております。 次に、ダム関係の事業でございます。これは第二表の一ページの中ほどにカッコ書きでダムと書いてございますもので、金額にいたしまして二十五億六千八十五万八千円でございます。
治水事業につきましては、原始河川が多く、融雪、局地豪雨等によって連年災害を受けている現状にかんがみまして石狩川、十勝川など九水系に加えて、網走川、湧別川の一級河川への昇格をはかり、主要河川の治水事業を極力促進するとともに、災害多発地域における事業を重点的に実施することといたしております。
それから片方御指摘の十勝川あるいは網走川等につきましては、やはり部会をつくりまして、目下でん粉の汚水の規制について準備中でございます。したがいまして、一元的にやっておるつもりでございます。
河川につきましては、沙流川、網走川、石狩川、三川につきまして堤防に亀裂を生じておりますが、最近の情報によりますと、十勝川並びに十勝川支川の利別川につきましても、相当の災害が発生しておるそうでございます。 青森県でございますが、道路は国道四号線外四路線、それから県道につきましては陸奥八戸線外七路線につきまして、路面陥没、亀裂等の災害が発生いたしております。
河川でございますが、汐流川、網走川、石狩川につきまして堤防亀裂を生じております。なお、新しい情報によりますと、十勝川及び十勝川の支川の利別川につきましても、同様な状態が発生いたしております。 青森県につきましては、国道は国道四号線等五路線、県道は陸奥−八戸線外七路線につきまして、路面陥没、亀裂、沈下等が発生いたしております。
堤防はつくって感謝はされたのだけれども、実態は被害が大きいという例が十勝川でもありますし、網走川でも幾らでもあるのです。これをどう処理されるか、これは大きな問題になっております。
○中川(一)委員 長沼の場合もそうでありますけれども、たとえば北見の網走川でありますか、あすこの護岸をやって、ようやく護岸ができたと思ったら、内水排除のポンプができておらない。そのためにかえって堤防がない場合よりも大きな被害をこうむったという例もございます。御承知のように、十勝川沿線はすべてそうである。築堤はできたけれども、内水排除の対策ができておらない。
それと同時に、網走川が大体一万七千尾くらい遡上しております。もう一つ湧別川があるのですが、これがいま日本で一番サケが遡上するところで、大体二万六千尾程度が遡上しておるわけなんです。サケの資源の最も重要なところでありまして、そういう面をも考慮の中に入れながらおやり願いたいと思う。先ほど企画庁のほうから御説明があったわけなんですが、問題のある川をまず優先しておやりになっておる。
以下の資料はそれぞれ災害の概況でございますが、次のページは直轄河川の被害の状況でございまして、先ほど申し上げました直轄河川の各河川別について、まず水位がどの程度であったかということについての資料でございますが、この資料でもおわかりになりますように、石狩川、十勝川、網走川、湧別川、渚滑川その他の河川ほとんどが、今回の台風によりまして警戒水位を突破いたして計画水位まで達しているような状況でございます。
そのほか、床上浸水が十世帯以上の地域というのを書いておきましたが、江別市の八幡地区、砂川市の豊沼地区、羽幌町の上幌地区、宗谷郡の猿払村、それから網走川流域地区でございます。 以上が、三日、四日の石狩川流域を中心とします融雪による被害状況でございます。 次は、四月の二十八日に、今度は北海道の道南方面に発生した集中豪雨の被害でございます。これも、ここにございますように、人的被害はございません。
石狩川、十勝川、天塩川、網走川、勇別川、渚滑川、後必利別川、釧路川、沙流川、常呂川、鵡川、それからその他特殊河川が九本でございます。 次は維持費でございます。これは五千万円、これは大体において石狩川が主となると存ずるわけでございます。